フィジカル優位を消す

中学生と小学生。

如何ともし難いフィジカルの差をいかに攻略していくか。

U-13は1月からこのテーマの元、質を追求してきました。

 

ざっくり言えば、

攻撃⇒個人で剥がせないのだからダイレクトを使っていこう。

守備⇒真っ向勝負で勝てないのだからパスコースを制限して相手を限定しよう。

 

運よくその成果を試せる大会があり、その成果としては30点程度でした。

 

まず攻撃。

プレス回避まではいいが、ボール運びがまだまだ。

リターンパスを駆使してよりオープンな状況を作ること。よりパススキルが必要。

FWまで運んでからどう崩しに繋げていくか。プレス回避まではハーフスペースを上手く使いボールを繋げるものの、安定が無く前進ができず崩しで使いたいハーフスペースには入っていけず。より丹念なビルドアップが必要。(これはジュニアも)

 

さらには、やはりダイレクトパスだけでは読まれ始めてしまう。そうなったときの個の駆け引き。(型崩し)

そこまでは落とし込めてなく、個に依存してしまいました。やはりその駆け引きには足元は欠かせない。

一方で、まだまだ型の落とし込みが足りない。リターンパスの極みだったり、ダイレクトでのペネトレイトだったり。入念なトレーニング構築が必要。

 

個人的にとっても甘いのが、結局は個人の外しに頼ってしまうこと。いけるときもあるから一概に悪いとは言えないが、こだわりとしては足りない。

 

守備。

とりあえず先週までで一段落させており、今週にそこまで落とし込みをしていなかった分、弱さが垣間見えました。特に6年生は前日のトレーニングで相当追い込んでいたので、かなりきつそうでした。頑張ってくれましたが。

守備はどうしても攻撃以上にフィジカル劣位を感じてしまうので、追い込んだ分パワーアップして欲しいと思います。

 

戦術的なことはもちろん、技術面でも細かい発見がありましたので、また日常から頑張っていきます。

 

三浦