神奈川遠征⑥

予定通り昨日の午前9時に到着しました。
各々この遠征で痛めた部分や疲労が溜まっていると思うので今はしっかりと休息を取っていることだろう。
保護者の皆様、遠征に送り出していただきありがとうございました!

遠征で感じた大事なことを1つだけ。
遠征中、特に気になったのはパン食が多いこと。
夕食は選べるメニューが限定されていたので問題無かったが、朝食はバイキング形式で自由に選べる為、どうしても自分が食べやすいものを食べやすい量で食べようとしてしまう。
中にはパン2コとジャム&マーガリンだけという者もいた。
残念ながらサッカーの試合や練習において消費するエネルギー量はパンだけではカバーしきれない。試合や練習中に体調不良を訴える者の大半はエネルギーの摂取不足によるものである。そうなった時に困るのは誰なのか。
摂取できるエネルギー量を考えると効率が良いのはやはり米である。
まずは米を食べる習慣づくりから。
特に中学生年代は体が著しく成長する年代なので、体を支えるエネルギー量にプラスして体を大きくする為のエネルギー量と栄養を摂る必要がある。

大まかな目安として、彼らにはこのように伝えるとイメージしやすいのではないだろうか。

・ご飯1杯目は体を支える為のエネルギー補給。
・ご飯2杯目以降は体を大きくする為のエネルギー補給。

このようにイメージすれば毎食ご飯2杯以上食べる必要が感じてもらえるはず。
毎食ご飯2杯を食べる習慣が出来たら次は食べる量を増やすことにチャレンジしてもらいたい。
理想は1食3合。
中学生年代なら1合〜2合は毎食食べれるようになってほしい。

今回の遠征では米を食べる意識づくりを中心にアプローチした。日数を重ねるにつれ最終的に全員が朝食時に米か米+パンを選択していた。
ただ習慣化するにはまだまだ時間がかかり、家に帰った瞬間に遠征でやってきたことがリセットされてパン食に戻る選手もいると思うので、各ご家庭でも食について継続したアプローチをお願いしたい。

体はその者の習慣を物語る履歴書である。

岩田